明治大学の2年生80人とお話する機会をいただきました。

171110-02

今日は明治大学の小林秀行先生、ETIC.の関根純さんにご依頼をいただき
「インターンシップ入門」という科目で100分間の講義を担当しました。

事前の打ち合わせで、学生の方々は「自分らしい人生を歩みたい」と
思いつつもなかなか踏み込めない傾向にあるという話が出ました。

なので今日はいただいた時間の中で全員が、
自分が関心を持っている領域に一歩踏み出せるようにしようと考えました。

◎やろうとしたこと
・冒頭で自分の関心領域を言語化できているか&関心領域で動けているかを確認する。
・後半、学生に話を振り、出られそうな場合には前に出てきて今感じていることを語ってもらう
・後半で学生がオープンになれるよう、前半で自分の話を60分くらいする。失敗談を中心に。
・その後、自分の関心領域をノートに書き出してもらう
・関心領域に関する予定を入れる(予定を入れられた人の割合が今日の成果指標)
・なかなか予定が入れられない人のためにスリールさん、ETIC.さんの力を借りてイベントを紹介する

◎実際に起きたことと、それに対してやったこと
・着いたら学生がU字で座っていた。なるべく教壇から遠くに座る配置。
びっくりした。教壇からだと遠すぎるので、前の方の机に座って話した。
・話しながら5人くらい眠っている人が目についた。焦った。
・自分の話を60分くらいしようと思っていたが、焦りすぎて40分くらいで終わってしまった。
・自分の話が予定よりも早くおわったので、質問を募りながら6~7人に話を振った。
うち4人くらいに前に出てきてもらった。1500分の2くらいの狭き門に奮闘している人、
バイト先の先輩が住宅販売の会社を立ち上げて活躍しているのを見て
自分も営業マンを目指しているという人、会計や経営に興味を持っているが
何から始めたらいいかわからない人。
・学生の皆さんが思いのほか率直に話してくれたので、
なんと小林先生が自分の黒歴史を話し、関根さんもアドバイスをしてくださった。
TAの方も!大人たちはやさしい。
・イベントを紹介してくれたETIC.のインターン生荒川さん、
スリールの学生スタッフ浅井さんが二人とも素晴らしかった。
「一歩踏み出すとこんな展開もあるのだ」と感じてもらえたと思う。
・講義の時間をとおして、関心領域を言語化できるようになった人、
実際に動けるようになって人が増えた。(写真は関根さんが書いてくださったメモ)
171110-01
・成果指標だった「予定を入れる」について「予定が入れられなかった」のは
5~6人だけだった。つまりほとんどの方は何らかの予定を入れることができた。
・講義終了後も小林先生、関根さん、私それぞれに声をかけてくれる学生さんがいた。
20分くらい話し込んだ。小林先生に「めずらしいこと」と言ってもらえてうれしかった。

◎次回以降の改善点
・自分の話が40分で終わってしまったのは、項目が25個もあり
「急いで進めねば」と焦ったからだと考えられる。
60分だったら話題を7~10個くらいに絞ってスライドもつくり、
一つ一つをしっかり説明した方がよかったかもしれない。
・関心領域をみなさんに書き出してもらったあと、それを共有する時間を設けてもよかった。
・終わった後、介護や福祉に関する質問をしてくださった方もいた。
今日は「こんな感じでもやっていけますよ」ということを伝えたくて
学生時代から今にいたるまでの失敗を中心に話したけれども、
もしかしたら仕事のことをガンガン伝えてもよかったかもしれない。
・レジュメに「るろうに剣心」の挿絵(齋藤一が「お前のすべてを否定してやる」と言うシーン)を
入れたが今の学生は牙突を知らない
・レジュメに「うわっ私の年収低すぎ」の挿絵を入れたが今の学生は@type知らない
・上記2点については自己満足に走ってしまったことを反省している
・小林先生と関根さんの打ち合わせの時点で「インターンの話いらない」で
合意したものの、直前でSFCドローン未来社会論事件がおきて、
やっぱり話はシラバスどおり進めねばならぬと悟り、インターンの話もいくらかはすることにした。
といういきさつをわざわざレジュメに書いたが別にいらなかった。

反省点も多々あるが、とても楽しいひとときでした。
小林先生、関根さん、関係者の皆様、今日はありがとうございました!

北区医介塾

昨日は東京都北区の医介塾(いかいじゅく)に参加してきました。
医介塾は、医療・介護の関係者が集う交流会。

全国35の地域で毎月開催され、これまで1000人以上の人が参加しています。
私は地元町田市の医介塾に参加したことがありました。

以下にて昨日の印象的な話と出来事を共有します。
言葉の使い方が原因で誤解を与えてしまうかもしれませんが、それは私の責任です。

・「日本一かっこいい介護士」杉本浩司さんの自己紹介。
初参加の人の自己紹介コーナーがありました。
杉本さんは何をしたでしょう?

杉「ネタなんですけど、、みなさん携帯を出してもらえますか?」

(ん、どゆこと・・・?)

「そしたら、次の言葉で検索してください」

(あ、もしかして、、)

「かっこいい」
「介護」
「日本一」

バッチリ杉本さんの取材記事が出てきました。

となりにいた女性が言いました。「ほんとうだー!」「すごーい」

杉「以上です!」

なるほど参加型!
私も、自己紹介で使える参加型の持ちネタをつくりたいと思いました。

・質の高い訪問美容とそうでない訪問美容の差は何か?
全国で訪問美容サービスを展開している会社の社長さんが来ていました。
彼によると、美容の質は直後の美しさではない。それは当たり前。

忙しい介護職員さんが、入浴介助後にクシを前から後ろにかけて
ドライヤーするだけできれいにまとまるかどうか。

なるほど確かにそうだと思いました。
自分が利用者だったら、その日だけでなく素敵な感じが長く続く人にお願いしたいです。

・訪問マッサージ業の利益率を高めるには?
全国100店舗以上を誇る「からだ元気治療院」で
利益率第一位をほこる店舗のオーナーさんが来ていました。

訪問マッサージ業で利益率を高める秘訣はなんでしょうか?
それは、先生(マッサージ師さん)の稼働を高めること。

利益率第一位の店舗は、先生2名が出勤日に毎日○○人施術し、
年商○○○○万円でした。

二人の給与は年400万円~500万円程度とのこと。
人件費を引いて○○○○万円残ります。

事務と営業をオーナーさんがしていますから、
ほとんどオーナーの収入になるのではと、、。
(もちろんロイヤリティ等ありますから全額ではありませんが)。

では、どうやって高稼働を実現するのかが、
次に気になるポイントですね。(数字は生々しすぎるのでぼかしました)

・長く続く老人ホーム紹介業者さんの働き方。
高齢者一人ひとりにあった老人ホームを探してくれる老人ホーム紹介業者さん。
忙しい施設長にかわって入居者を集める側面もあります。(報酬はほとんどの場合施設から出ます)。
しかし、売上を追い過ぎてざつに紹介してしまい後からクレームが来ることも。

焦る家族は判断が鈍りがち。
ホーム所属の入居相談員さんが親切だったからここにしよう。
でも、入居後にケアするのは誰?入居相談員さんではないですよね。
(もちろん顔としてのホーム所属の相談員さんの質は重要ですが!)

昨日お会いした方は、もと施設の営業マン。
現在は老人ホームセンターの主任相談員をしています。

お客様はほとんどが紹介。
ケアマネジャーや、過去の利用家族です。

仕事が続く秘訣だと感じたのは、紹介料が入らないショートステイの紹介もする点。
冠婚葬祭や旅行などによる3泊4日などのショートステイでは、
家族、ケアマネ、施設に喜ばれても、売上になりません。

「売上にならない仕事をいやがる紹介業者もある。
けれど自分は信頼の積み重ねが大事だと思う。
だからこういう仕事もどんどんする」きっぱり言い切る姿勢に「関係者の役に立つ」志を感じました。

それが結果として、次の相談者につながる。


そんなわけで、興味深い話をたくさん聞けた2時間半でした。
運営のみなさん、ありがとうございました!

有料老人ホーム→介護付きホーム

高齢者住宅新聞(業界紙)を見ていると、
大手有料老人ホーム事業者の代表クラスの方は
「有料老人ホーム」という言葉を使わなくなっている。

かわりに使われている名称が「介護付きホーム」。
業界団体の名称も「全国特定施設事業者協議会」から
「全国介護付きホーム協会」に変わった。

たしかに、特定施設(何が特定なの?!)よりは
介護付きホームの方がわかりやすい。
旧特定協(今度は介ホ協?!)の気持ちは理解できる。

ただ、長らく使われてきた「有料老人ホーム」も当面は使われるであろう。
上記大手ホームのホームページの記載もまだ「有料老人ホーム」になっている。

住まいを探している方は当面「介護付きホームを探している」というより
「老人ホームを探している」と言った方が伝わるだろう。
ケアマネや地域包括ケアセンターの方も
「介護付きホーム」のことをよく知らないかもしれない。

逆に老人ホーム運営事業者に提案に行く人は
資料に「介護付きホーム様向け」などと書くと
「わかっているねぇ」と思われるで気がするのですが、
事業者のみなさん、いかがでしょう?

▼介護付きホームとは
https://www.kaigotsuki-home.or.jp/kaigo_homes