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津軽三味線の湯浅大吾さんブログ

プロの津軽三味線奏者である湯浅大吾さんが、
柴田と打ち合わせ、セッションをし、その感想を書いてくださった。

 音楽療法
 グループホーム清風さん訪問

うちの音楽療法は方針として
 「演奏を聴いてもらうだけでなく、ご利用者様に深く関わり参加してもらう」
 「施設の職員さんとの振り返りに力を注ぐ」
 「プログラム外の時間でのコミュニケーションを大切にする」
ということを掲げ、柴田が実践をしているが、
湯浅さんはそれを素晴らしく表現してくださっている。

知的障害のある人とのマンツーマンの時間

1週間に2日くらい、自閉症など知的障害のある
子どもと1対1でお出かけをする仕事をしている。

そもそもどうしてこういう仕事が世の中にあるかと言うと、
障害のある子どもは放課後を過ごすところがないからだ。

学童に行こうにも常時見てくれる大人がいないと心配だし、
習い事に行かせようにも対応に長けたところが少ないからだ。

これはお母さんにとっては致命的な状況で、
ずっと子どもの面倒を見なければならない。

買い物、掃除。いろいろと家事をやらなければならないし、
自分の時間も持ちたい。そういったことが叶わないのだ。

実際、みんなではないが、私が玄関に行ってチャイムを押すと、
お疲れ気味のお母さんが出てくるときがある。

そういうとき、1時間でも2時間でも子どもを外に
連れ出して一緒に遊ぶと、お母さんはだいぶ楽になる。

このサービスを使い始めてから時間に余裕ができ、
久々にパーマをかけた人もいる。

で、本題であるが、障がい児と1対1での時間は
自分の人間性を問われる試練の時間だ。

どういうことかと言うと、言葉でのコミュニケーションが
難しいこどもは、言葉でのごまかしが効かないのだ。


一緒に街を歩いていて、子どもが急に自販機へ駆け寄る。
さっき飲んだばかりなのに、望みのジュースを指差し、私の顔を見る。

こんなとき、「OK」するか、「だめだよ」で先に進むか。

安易にOKを出すと「この人は何でも聞いてくれる人だ」と思われる。
逆に理由なくダメをしても、「さっきはよかったのに」と混乱させる。

自分の中に、YES/NOの基準を持っていなければならないということだ。

「体の成長を考えて、どんなときでも1日1本とする」
「『ジュースをください』ときちんと言えたら買う」
「とにかく楽しく過ごしてもらいたいから要求は全てOK」

どの判断基準が正しいということはないが、事前に決めておく必要がある。
場当たりのこたえを返すと、次にどうすればよいかを決められない。

仮説を立てずに実験をしたようなものだ。

予め自分の立場を決めておくということはどんな場合も重要で、
子どもたちとの時間はその技術を磨く場だ。

最近のこと

めっきりブログを書かなくなって久しいが、
それは、仕事のことをどう書いたらよいかわからなかった、
ということが背景にある。

6月あたりから仕事の幅がぐぐーっと広がって、
やっているのは自分だから本来はすべてつながっているが、
どう統合して表現したらよいかわからなかったのだ。

最近やったことといえば、
・地域包括支援センターさんと共同して行ったオカリナ体験会
・そこでオカリナを買いたい方が大勢出たのでオカリナ販売会
・特別養護老人ホームへの園芸療法士紹介&イベント手伝い
・特養へのビーズ講師紹介&イベント手伝い
・障がい児のベビーシッター(これがまた勉強になる!)
・プロの俳優と共同して行った、特養での朗読イベント

10月18日には川崎かないばら苑さんの秋祭りで
中華の盛り放題イベントも行う。プロの料理人を老人ホームの
秋祭りに派遣して、本格中華をつくるのだ。これは味屋の息子ならでは!

未来塾でいつの間にか事務局長になったこともあり、
9月26日、10月4日と勉強会の運営も行った。

10月4日には久々の「介護一発!」も開催。

そんな風にして、日々を過ごしている。