7月2日 上半期慰労 臨床美術×音楽療法 コラボ学集会のお知らせ

(更新履歴)
6月30日 懇親会についての記述を追加しました。
6月30日 会場がLEN貸会議室6-Mから同パーティールームに変更しました。
6月27日 調整中の方も含めて参加者11名となりました。あと4~5名参加可能です。
6月22日 植村ゆかさんの発案により、小学生料金1,000円を設けました。
6月20日 量感画について、当日講師の山神美喜子さんがコメントをくださりました。
6月12日 持ち物にスティックのり、はさみ、飲み物を加えました。
6月12日 持ち物のりんごは普通の赤いりんごでお願いします。
6月11日 持ち物に「りんご1個」を加えました。
6月11日 材料の準備が必要なので、参加申し込み期日を6月23日としました。


4月17日、山神美喜子さんを囲んで行った臨床美術体験勉強会

110417


これをきっかけに臨床美術と音楽療法(音楽?)の
コラボ企画が浮かび上がりました。

福祉コーチ植村ゆかさんが「興味ある」に1票!
では、植村さん主催の学集会の主旨も混ぜて、一緒にやろう、と。


現在、山神さん、植村さん、柴田さん、管の4人で
企画を進めています。

五感を使って描く、量感画。(量感画の例

音楽を聴いてイメージを描く。

全体の進行は癒し系、植村さん。

2011年上半期慰労と下半期激励の意をこめて、
やりたいと思っています。


まず、日程は7月2日にしよう、と
5月中ごろに決まりました。

その後リリムジカ新体制の話。
奇しくも新体制最初の勉強会になりました。


参加希望の方、このブログ右欄の
「メッセージはこちら」から私宛連絡ください。


            記

  上半期慰労 臨床美術×音楽療法 コラボ学集会

【日時】

 7月2日(土)13時15分~15時30分(開場13時05分)

【タイムスケジュール】

 13時05分 開場、受付
 13時15分 植村さんによる導入
 13時30分 臨床美術と音楽のコラボワーク
 15時00分 植村さん進行による振り返り
 15時30分 終了

 終了後には有志で懇親会を予定しています。(参加費ひとり2000円。小学生以下1000円)

【場所】

LEN貸会議室「新御茶ノ水」 パーティールーム 現地集合

【参加費】

 1,500円(小学生は1,000円)

※当日会場でお支払いください。
※個人的な勉強会なので、領収書は出ません。

【定員】

山神美喜子さん、植村ゆかさん、柴田萌さん、管 偉辰の講師・運営4名を含めて15~20人くらいを考えています。
6月20日現在、8名参加予定です。

【持ち物】

・りんご1個。→りんごの量感画を描きます。八百屋さんで描いてみたいなと思ったりんごを選んで買ってきてください。終わったら持ち帰って食べてください。なお、青りんごや姫りんごはNGです。
・スティックのり
・はさみ
・飲み物→当日は飲み物が出ません。ペットボトルや水筒、ご自身で用意してきてください。

【申込】

このブログ右欄の「メッセージはこちら」から私宛連絡ください。
氏名、連絡先(PCメールアドレス、当日携帯連絡先)を添えてください。

初めてのお目にかかる方は、自己紹介を添えていただけると幸いです。


【懇親会について】

終了後に有志で懇親会を予定しています。
場所はワークショップと同会場です。(パーティールーム)

時間は16時00分~18時00分を目安に考えています。
参加費はおひとり2000円です。(小学生以下は1000円)

当日受付の際に懇親会への参加不参加をお申し付けください。


【量感画について山神さんからいただいたメール(抜粋)】

管さま

あんまり詳しく書くと、「えーっ、私にも絵が描けた!」という感動が
薄れてしまうので、当日のお楽しみのほうがいいと思います。

ポイントだけ下記に記します。

●普通の描き方ではないので、「こんな描き方するの?!」と驚きます。
●目で見るだけでなく五感を使って描きます(香りも表現しますよ)。
●描く道具はオイルパステルだけ。割りばしペンという秘密兵器も必要に応じて使います。
●光がりんごのどこに当たっているか、どこに影があるかも、ちゃんと観察して表現します。
●ここまで描くと、「あらっ、りんごが描けちゃった!」と誰でも思います。
●りんごを描いて終わりではなく、色紙を使って、
 りんごが一番素敵に見えるようにデザインして作品に仕立てます。

スティックのりとはさみは何に使うかというご質問ですが、
これは最後の色紙を使って作品に仕上げるときに使います。

音楽を聴きながら、それをアナログ画にするセッションについても
かんたんにご説明します。

アナログ画とはデジタル画の対極にあるもので、要は抽象画です。
先日、二人で交代しながらひとつの作品を仕上げましたよね。

それを一人でやるといえば理解しやすいかと思います。

今回は、オイルパステルだけで描きますが。
アナログ画なら、怒りや悲しみなどの感情も表現できるし、
太陽でも水でも風でも何でも描けます。

つまり、今回は、音楽をどのように感じたか、それを抽象画で表現するわけです。
何人参加者がいようと、誰一人同じ絵には決してならないのがアナログ画のおもしろさです。

7月1日付けで、リリムジカ代表取締役社長になります

5月28日のイベントのあと、家にいたら携帯が着信で震えました。

柴田さんからでした。

「今後のことをメールに書いたので読んでください。
 電話よりもメールの方が整理されて伝わると思って、、」

何のことかしら?
電話よりもメール??

過去の例を振り返ると、
確かに、我々は電話だと長話をしがちです。


メールを開きました。


すごく悩んでいる。。
でも、何がしか答えをつかみかけているような、、。


今の形式が合わなくなっているな。
そう思いました。

その後、顧問の山田常之さんを交えてメール討議。

翌29日の朝には、社長交代にて新体制で、
という方向性となりました。


“音楽療法の会社で、音楽療法以外の仕事を全部やる。”

半年ぐらい前にそう思ってから、必死でやってきました。

社長よりも社長のつもりでした。


こんな風にやってきましたので、
新体制もがんばってやっていけると思います。



柴田は出会った2007年の夏から、2年半でテレビ出演、
新聞、雑誌、それから数多く講演。

当初は音楽療法現場なし、学会等後ろ盾なし。
奇跡的な動きでした。


人間のすばらしさをどうやって図るか。
私は、その瞬間にどれくらい賭けているか。です。

柴田は物凄い集中力と神経で
仕事を進めてきました。

音楽療法を中心に、これから更に多分野で活躍すると思います。


「柴田さんと管さん、いいコンビだね」

良いコンビなんて、世の中にはなかなかありません。
云われるとうれしいものです。

これからもがんばってまいります。


みなさまご指導よろしくお願いいたします。

【追記】

現代表の柴田さんの報告記事もどうぞ。

 

特養 さつき荘実践報告会を観覧しました。

先週金曜日は世田谷区の特養「さつき荘」さんの実践報告会でした。

テーマはケアプラン、人財育成、ターミナルケアの3つ。
それぞれの要旨とコメントを付したいと思います。

0.導入

介護保険になって、サービスを選ぶ時代と言われるようになった。
これからはさらに、地域がサービスをつくるようにしていきたい。

今年で5回目となったさつき荘の実践発表も、
地域との連携を深め地域福祉を充実する主旨の延長上にある。

アクティブ福祉等、多団体、法人合同での実践発表は
数回見てきました。
これはさつき荘さん単独。しかも会場400人。
会を知ったとき、多いに驚きました。

人の手による介護サービスにおいては
サービス提供地と受益地が同一。
この観点から地域に取り組みを発表し直に反響を得る
タイプの発表会は有意義。

1.さつき流ケアプラン

ケアプランは利用者と一緒につくる。

さつき荘では利用者がケアプランを見て
思わず「いいねぇ」と言いたくなるようなプランを
良いプランとする。

ケアプランのモニタリングについて、
以前はケアマネが中心だったが介護職も
これに取り組むようになった。
担当職員がケアプランを意識するようになった。

ケアプランを作成される。
いったいどのように感じることなのかを知るために
新人職員が先輩職員のケアプランを書く試みを行った。
“まさか、私がこんな風に思われていたとは!”
人生の大先輩のケアプランを立てることの恐れ多さ、
そして意味、意義を体感できた。

ケアプランは○○ができない、××ができないという
だめだしをするのではない。
☆☆をするという喜びのプランであるべきだ。

評価の蓄積は経験となりその人の専門性を高める効果がある。
音楽療法で云えば、80代東京出身でお勤めされていた方だったら
「東京のバスガール」とか「リンゴの唄」がお好きな可能性が高い。とか。

一方、客観的な評価を過度に優先すると、
その人の個別性を無視した判断をする可能性がある。
ダメだしのケアプランとはこのことであろう。

データは覆る可能性があることを前提に、
過去の事例として提示するというのが
ちょうど良いバランスであると考える。

2.さつき流人財育成

介護保険が始まり、民間企業が参入するようになった。
競争が生まれたということである。
お客様に選ばれるサービスを提供する必要がある。
誰がサービスをつくるのか、それは人である。
ゆえに人が重要。だからさつき荘は人財育成に取り組む。

また、ケアという仕事は
人の人生、生活、死にふれる仕事。
高い人間性と人間力が求められる。
この観点からも人財育成が重要である。

なぜさつき荘で人材育成を行うか?
(1)利用者の幸せのため
(2)良いニッポンをつくるため

(1)は云わずもがなであるが、
(2)のレベルに至るまで取り組みたい。

まずは自分たちが心優しき者になろう。

人財育成の実践は3つある。
・人財5か条の策定(情熱、倫理観、社会常識、ホスピタリティ、プライド&JOY))
・クレドの作成
・キャリアパス

人財5か条の中にある社会常識の実践として、
「全職員が名刺を持つ」というものがありました。
社会の中で働く。社会の中で成長する。
このときに“あ、名刺持っていないんです”では済まない。
いたたまれない思いをする。
一人ひとり、名刺をもつ。
チームの一員である自覚と誇りを視覚化する上で
重要なことである。

キャリアパスの実践として、さつき荘独自の
階層基準と研修プログラムを策定した。

研修プログラムは17。すべて自製。
職員独自で資料、内容、レジュメを作成。
リハーサルも行っている。

さらに、講師として求められる特性を
ゴールドスタンダードと名づけて策定した。

現場に全力投球している者だからできる
覇気ある研修。
パッケージ化して値段をつけてはどうか?
介護保険外の収入にもなる。
世の中ではフライトアテンダントがホスピタリティの
職業として認知されている。
人々の尊敬も集めている。
介護のホスピタリティ実践家、講師が
他業界の手本になる。
イメージは自ずと変わる。

3.さつき流ターミナルケア

平成22年、さつき荘の事業計画に
「ターミナルケアの充実」を盛り込んだ。

さつき荘では、死をタブーにしない。

「私、もう死にたいわ」

こんなとき、どうするか。

「さびしいこと云わないで。ほら、おやつの時間よ。」

はぐらかしは、しない。

「もう死にたいわ」の内にある思いに耳をかたむける。
本当に言いたいのはなんだろう?


家族懇談会で、家族の思いを聞いた。
どんな風に死を迎えてもらいたいですか。

・苦しませたくない
・自然に見送りたい
・最期はさつき荘で

利用者にも訊いた。
「どこで最期を迎えたいですか?」
「口から食べられなくなったらどうしたいですか?」

こういうことを訊ける。
そんな人間関係の構築につとめた。

質問にこたえてあげたい。
この人に本心を打ち明けたい。
互いに。
そういう関係をつくる過程が
大いに有意義である。

脳梗塞で胃ろうになった入居者。
かつてラーメン店をやっていた。
しょうゆラーメンが好き。
「ラーメン食べたいですか?」
「食べたいねぇ」とご本人。
ラーメンを食べられるようにがんばった。
少しずつ食べられる量が増加。
ラーメンをすすると、一言。「うまい」
今では1日3食ご自身で召し上がっている。

入居されたその日から旅立ちまで、
その方らしくすごせるように。
これがさつき荘流のターミナルケア。

ある大富豪の話を思い出しました。
あらゆる物を手に入れる富を得た彼が、
ある日すべての財を投げ打って文無しになった。
なぜか?
どこに行っても、表面上のサービスがついてまわる。
お客様、お客様。
そこに心はあるのか?
空虚だった。

レッテルではなく、心で向き合う。