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音楽療法士も「起業する」くらいの気構えが必要な気がします

24時間テレビのTシャツデザインやルイ・ヴィトンとのコラボレーション
で知られる現代美術家、村上 隆。彼の芸術観の一部を描いたのが
この「芸術起業論」である。

「芸術で起業?まさか!」と思って手を引っ込めるのは早計だ。

これは芸術の世界(ドンピシャではないが音楽療法の世界も含む)で
生きていこうとする人がぜひお読むべき一冊。なぜならば、
芸術家(または音楽療法士)が社会を生きていくために、一度は
向き合わなければならないことが書かれているから。

それも、ぱっと見では、目を背けたくなる話。

業界の構造を知らなければ生き残れない。(61ページ)
世界で評価されない作品は、意味がない。(80ページ)
展覧会を成功させるには根まわしが要る。(172ページ)

こんな、「夢のない話」が本書では延々続く。しかし、目を背けてはならないのだ。

作品の梱包発送のためにコンビニでダンボールをもらって活動をしていた
貧乏芸術家が、ニューヨークで文化芸術賞を受賞するに至った。

その背景には、彼が臆することなく外の世界に向き合い続けてきたことがある。

「何があっても作品を作り続けたいなら、お金を儲けて生き残らなければならないのです。」

この本には、自分の中に向かって篭りがちな私達の思考を外向きに
グイッとひねってくれるパワーがある。(でも表紙の写真は怖すぎる)
村上隆の「芸術起業論」は「音楽で起業?まさか!」という芸術関係者にこと読んでいただきたい一冊。なぜなら、芸術家がどうしても避けて通れない、しかしあまり語りたくない話題について余すところなく書かれているから。
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