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「おじぃちゃん、生きてたら良かったな・・・」と言った父

今日は一日家に居て資料やら書類やらをつくってた。

夕方に、離れて住んでいる父が帰ってきて、
お店のことやアイロンのかけかたの話をした。

父の話は面白くて好きだが、アイロンをかけてる横で「スプレーは
そうやってかけるもんじゃない」なんて言ってきて、うっとうしくもあった。

父が家を出る間際、6年前に撮った家族写真をみながら
言ったことが、あたまの中をぐるぐる回っている。

おじいちゃん、生きてたら良かったな・・・

俺、そしたらいい話し相手になるのに。

この歳になると、なかなか話ができる相手がいないんだ。

おまえたち息子と話しても、すぐすれちがってケンカになってしまうし。
「もういいよ」ってのがすぐ表情に出るだろう?

(お父さん、ゴメン 汗)

おじいちゃんが(4年前に)亡くなったときは俺も大変で、
とてもおじいちゃんと向き合う余裕はなかった。

でも、どうか生きていたらな。
もっといろいろ話がしたかったよ。

おまえも知っているだろうが、おじいちゃんは
本当に物知りだったんだぞ。


・・・じゃあな、がんばれよ。

父はそう言って、玄関を出て行った。

6年前の家族写真とは違って、あたまには、
くしゃくしゃの白髪が見え隠れしている。

今、「時間のながれはとまらないよね」とか「一緒にいるときを大事に」
とかそういうこと書こうと思ったけど、書いてみたらすごく陳腐だった。

だから、すぐ消した。

ただ、すごくさびしいよ。
今日は一日家に居て資料やら書類やらをつくっていた。夕方に、離れて住んでいる父が帰ってきて、お店のこととかアイロンのかけかたの話をした。
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