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老人ホーム×理系のおっちゃん

年末から「センサー」という言葉が気になって仕方がない。「センサーさえあれば」もっと楽になるのに。
そんなことを思っていたら出会ってしまった。理系のおっちゃんがつくりあげた「俺の城」がごとき老人ホームに。社員寮改装型、定員30名少々、オープンから約15年ずーっと満室、オーナーのおっちゃんが高齢になってきたので、誰もが知る超有名大企業(介護系ではない)が事業継承。たった1ホームという規模で!

「自分のお母さんが幸せに暮らせるホームをつくりたい」という志だからあたたかみのあるサービスをしているのはもちろんだが(アクティビティが毎日毎日あり、しかも毎回振り返りを行いガチ改善をしている)、私が注目したのは「センサー」。おっちゃんはもともと製造業(ひろいくくりね)のエンジニア。「業務のカイゼンを繰り返すとこんなことができるのかー!」と感動した。その一例が以下。

・夜遅くに家族が来ることもある。帰る際、開錠のため職員は1階の玄関まで送らなければならなかった。2階に人がいなくなってあぶない。→内線電話のボタンひとつで開錠できるようにした。2階で家族を見送る。家族がドアに近づくのをモニターで確認したら内線で開錠。サヨウナラ~。

・ある入居者が「郵便受けに新聞が届くか」をしきりに気にした。何度も確認する職員。この工数を削減できないか。→郵便受けの中にカメラを設置。新聞が届いていたら取りに行く。

・打ち合わせスペースのエアコン消し忘れが気になった。→人を感知してONOFFするようにした。電気代が最大約半額になった。

・転倒の際、頭を打っていないのに脳神経科に行くのは時間の無駄。しかし、転倒後に頭を打ったかどうかは通常わからない。→入居者が部屋から出たらステーションでアラート音が鳴る。モニターを確認し、ふらついていればそばに寄る。万一倒れたとしてもモニターを見ているのでどこから倒れたかわかる可能性が高い。

「これは自分でつくれるから安くあがるんだよね~」「業者に頼むと20倍くらいコストがかかると思う」と笑う理系のおっちゃん。

みなさんはどう思いますか?私は頭をガンとなぐられた気がしました。介護の現場にはエンジニアリングで改善できる点がまだまだたくさんある。「俺の城」を見て心からワクワクしました。

今日で30歳になりました。みなさま、いつもご指導ご鞭撻のほどありがとうございます。おっちゃんたちに負けないよう、柔軟な頭で楽しくがんばっていこうと思います。
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