社会起業家特別講座2日目

参加する前は、問題ばかり大きくて、真剣に取り組んでいる人なんてどこにもいなくて、
社会はお先真っ暗だと思っていました。

でもそんなことはなかった。

大きな問題は小さくわけて取り組めばいいし、
小さな現場で、大きな現場で奮闘している仲間がたくさんいる。

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司会のエティック中村さん。とても嬉しそうな笑顔で「昨日はよく眠れましたか?」

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1日目の宿題その1。社会起業家100人インタビュー(下)を読み込み、マネしたいポイントをリストアップ。

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先輩に学ぶのに絶好の書。WEBでも見れます。

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宿題その2。調査の計画をつくる。

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ここから、100人インタビュー掲載33名のポイントを一気に紹介!

・ぜひ先輩に聞きに行って。直接。
・その際の注意点。よく動機とか今後の展開をきく人がいる
・けど、そうじゃない。ビジネスモデル上の特徴。自分の活動にどう活かせるか。
・100人インタビューは創業順。社会の課題のうつりかわりがわかる

・69ページ。社会福祉法人むそうの戸枝 陽基(ひろもと)さん。
・自閉症で水をまく特性のある人がいた→しいたけ工場を買った。その子は一日中水をまいてる。
・なんでもしまいたい特性の人がいた→鶏が産んだたまごをひろっている

・81ページ。ハットウ・オンパク 野上 泰生(やすお)さん
・本当のリピーターは、カワイイキレイではない。
・あの人にまた会いたい

・85ページ。かのさと体験環境協会 仲田 芳人(よしと)さん
・WTOの予算で1000億円都市と農村の交流に予算がついたことがある
・残るのはゴミと疲れだった
・だったらお年寄りの生きがいをつくろう!
・どうしたら都市の子どもがファンになるか。徹底的に考える。ほかにはないアクティビティは?
・夜に魚を取る。1日1組、最大年7回。雨天中止。倍率20倍。

・93ページ。かものはしプロジェクト 村田早耶香(さやか)さん
・子どもが売られない社会をつくる
・カンボジアでうまくいった
・ふつう、カンボジアでほかの事業をやりだす
・けど、理念から考えて、インドに行くべきと思って行った

・101ページ。PEER 佐藤 真琴さん
・病院で紹介されているカツラは高い!しかも品質わるい・・・。
・中国に行ってカツラを買い付け。
・病院のそばに美容院をつくった。そこでカツラを提供。
・今はプロと組んで全国40か所でカツラを流通。

・バケツのどこから水がもれているのかを見つける
・ふさぐ方法はいろいろある!
・現象に対してすくいの手を差し伸べるだけではだめ。構造を知ろう。

・さぁ、調査だ!
・対象の深堀は日常の活動でできる
・リーチできていない人に届けるにはどのような情報が必要?
・協力してほしい人が動かざるを得なくなるためにはどのような情報が必要?
・今届いていない顧客にせまるために、調査を設計していますか?
・実はこの人も顧客ではありませんか?
・対象にはならない人について調べるのもアリ。何が違うのだろう?

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あらためて調査計画を書く。ふせんでコメントし合った。

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宿題のときは整理できた気でいたが、何を聞いたらいいかわからなくなった。


・NPOに「広報をしていますか?」と聞く。「していない」が多いという結果が出た。これは現状を追認しただけ。

・全国規模の助成金と都道府県別の助成金。申請書類について調べた。
・どちらが申請書の枚数が多いか?
・都道府県別が多い。なぜ?
・全国規模に出す団体はたいていホームページがある。足りない情報はホームページを見ればよい。
・ローカルの場合、活動しているけどホームページがないことがある。
・くわしく知るために書いてもらっている。
・そこで、70%の助成金書類が聞いているものについてまとめてCANPANの項目にした。

・何を調べると当事者が本気になるのか

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・「ちょっとでもよくなっていればいい。」
・心持ちとしてはいいよ。でも、いつまでにどうなっていればいいの?

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・おせちをつくるのもある種のプロジェクト。
・必要なタイミングで必要なお重を用意するにはどうしたらよい?
・完成図から逆算してつくる
・お重が広がった図があなたには見えているか?
・やりたいことからやると永遠におわらない。
・どうなっていてほしいかに執着する
・こうなっていてほしい。でも、なっていないのはなぜ?

・少子化と高齢化は打ち手が違う
・少子化。アンケートをとると2.5人うみたい。でも実際は1.4人。
・高齢化。高齢者が多いのは変えられない。「与件」という。
・「高齢者が多くても○○になっているはずなのになっていない」は課題。
・山梨県に海がないのも与件。

・NPOが広報をしないのは、お金がないからじゃない。
・アンケートでお金と時間がないというのはそういえばすまされるから
・本当の理由は、しなくても怒られないし、しても褒められないから。

・計画は何のためにつくるのか。一緒にやる人にわかってもらうため。
・相手を理解したうえで、相手に何を伝えるか

・どうすればドミノが倒れつづけるか
・自分たちの限られた時間、労力、機能をどこにかけるべきか
・誰から効果を生むと、変化が最大化するか

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・静岡県は、要介護の割合も要支援の割合も最も少ない。
・要因はいくつかあるが、施設の数も介護職員の数もすくないことが一因(だから介護サービスが使えなくてはなから申請しない?)
・静岡県への提案は、「ここで予防をしっかりやらないと将来支えきれないですよね?」

・何と何を比べると、本人たちはより本気になる?

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・調査をすると「先生」になれる。たとえその分野の専門性がなくても。
・経験を積んでエキスパートになる道もあるが、「市場を知っている」というポジションもある
・実践の専門家はたくさんいる。まとめて報告できる人は少ない

・自分たちでサービスするのではなく、業界を動かしてほしい
・どうやったら社会全体を変えられるか。加速できるか。
・事業は始まると現場の対応に追われる。だからこそ!

・川北さんたちは、社会へのインパクト最大化&全体で赤字にならないことを基準に調査をするかを決めている。
・たいてい調査は赤字。けど、これをきっちりやることで書籍と研修の単価があがる
・表にはライバルの名前も書く。利用者からみたらいろいろある。
・私たちは顧客からどう見えていて、そこでどんな役割を果たすべきか。
・サービス提供?ナビゲート?コーディネート?
・当事者から見て価値がつながっているか?

・ステークホルダーマップの落とし穴。図を書いて満足する。自社があればもっと満足しておわる。

・よそがうまくいっているならばウチは出る。うまくいかないならば介入する。
・受益者にとって最適なポジションを取り続ける。

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・どこで稼ぐか。顧客のポートフォリオを最初から意識しておく。
・より良いものをやる必要があるのか、任せればよいのか。
・自分たちはだれと補完関係になれる?

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・参加者のポートフォリオを見てみる。自身も乳がんサバイバーでがん患者の就労問題に取り組む田中愛子さん。
(川北さんコメント)
・ガン患者は50万人。働く人は6000万人。
・今は1%だが、早期発見でこれから割合がもっと増える。
・3%(30人の職場に1人はいる)になったときに、何をすべきですか?→企業にコンサルできる

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・気仙沼を盛り上げようとする小林峻さん。
(川北さんコメント)
・自分がいる気仙沼での仕事は単価をあげられない
・けど、気仙沼でやった仕事のノウハウをよそに売ることはできないか

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リリムジカの分も書いた。
同じようなことに取り組む(と思われる)他団体も書き入れた。

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・調査はだいたいやっていない。誰かがやるしかない。
・「物分かりのわるいオトナ」を動かすには調査しかない
・内側にいるがいゆえに気づいていない。
・「オレたちの方が長く住んでいる。オマエに何がわかる。」
・たずねるの手前に「比べる」がある。それを行うのがよそものの仕事

・現場が赤字の可能性が高い場合、最初から顧客の広がりを考えておく
・価値をわかってくれる人を意識しておく
・プレーパークせたがやのノウハウを買う人
・1,000円→子どもの発達に興味がある大学生(テキスト代として)
・10,000円→現職の教員、企業のCSRで子どもについて学びたい人、議員の視察(座学+実習2日間)
・100,000円→似たようなことを自社でやりたい人やコンサルタント
・1,000,000円→ホテルやマンションの業者。子どもの空間づくりが必須になる人
・たとえ100万円が年に1回しか売れなかったとしても、その料金表をのせておくことに意味がある

・信頼されようと思ったら「ここ、いいのなかったんだよね~」というポジションがよい
・計画は5年で見ている。景気のサイクルに行政の仕事も企業の仕事も左右される
・単年度だとふれはばが大きい
・支えてくれた人たちにはどのように目標を見せるとよいか(もしかしたら短いスパンかも?)
・VCと金融と支援者。信頼を形成するための時間軸が違う。(VCの方が支援者よりも短いかも)
・調査はどこからすべき?緊急性の高いところから

・何年か前、社会起業塾で子ども分野が重なったことがある
・お互いの団体の理事になることを勧めた。得意不得意がわかるから
・説明会や営業を合同でやろうと勧めた

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・大きな問題にどう取り組む?ちいさくする
・セガサターンを1000万台売るにはどうしたらよい?10万台売れる理由を100個つくればよい(BY秋元康)
・実際にタッキーCMで10万台、湯川専務で10万台。のこりはソフト98本を競争させる戦略。
・「競争させる」という意味ではAKBも全く同じ。

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おわりが近づいてきた。みんな知恵熱。「具合が悪くなってきた」という人も。

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ETIC.佐々木健介さん
・新しく難しいことをやっているからこそ、こうして集まっている
・悩んだことをずっと持ちつづけられるかどうか
・問いに逃げずに向き合ってきた先輩方がいる
・モヤモヤした?それも良い。それを大事に。

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・直球を投げました。なぜか。直球を受けられると思っているから。
・ドミノが倒れ続けるように
・大きいところには大きくなった理由がある
・顧客がパートナーに、発信者になるには?
・対象者を消費者ではなく、一緒に新しい社会をつくるパートナーにする

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NTTドコモ CSR部長 川﨑博子さん。
・戦略を立てて、戦略的に実行しよう。
・一気通貫である。
・がんばって!

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アンケートを記入。

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2日間、ほんとうにありがとうございました!

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懇親会~。

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