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鷹野和美氏セミナー(ケアテックス2016)

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3月18日、ケアテックス2016で鷹野和美氏のセミナーをお聞きしました。
本質を突く内容だと感じましたので、メモをまとめます。

なお、メモの取り間違えや鷹野さんの意図と違うことを書いている点が
あるかもしれません。雰囲気を汲み取っていただけますと幸いです。

1983年にデイケアと訪看を始めました(日本初とのこと)
26歳のとき。
寝たきりのまま退院する医療が許せなかった
1回500円でリハビリに通えるようにした
もちろん保険点数はなかった

病院でとても叩かれた
そんなこと社協にまかせろ
でも社協もやってない

ただ、味方が2人いた
うち1人が当時副院長の鎌田實先生
「若造がいうことは絶対正しい。がんばれ」

今、日本中にデイケアがある
善意でやったことは生き残る

今、ケアマネ不要論
制度当初は合格率80%。今は15%
「ケアマネがいなくては介護保険ができない」
なんとなくうかってそのまま今に至る人もいるのでは
限度額とサービスの調整なら誰でもできる
デイ、訪問介護、看護だけのプラン
これからお金を払って頼む人がいるだろうか?
ケアプランは法的には自己作成が本来の姿

どういうケアマネが生き残るのか
インテークをへて有効なケアプランをつくれる人
ホットハート&クールヘッド

日本のケアマネの見本になったドイツは看護師がケアマネになる
日本は誰でもなれた

今後の改革の方針
御用聞きのケアマネは不要
今行っているケアマネジメント、1割負担になっても払ってもらえる?
保険者機能の強化(2006年地域密着、2015年生活支援は市区町村で)
全国でやるお金はもうない

1600ある市区町村
ハコモノをそろえて地域包括ケアシステムという
勘違いである

ケアマネの縦横の情報が活きればハコモノはなくても良い

今後の流れはどうなるか
包括は主任ケアマネと社会福祉士が配置されている
社会福祉士がインテークをする
良い配置

施設ケアマネはなくなる
利用者と相談員がプランをつくるようになる

ケアマネジメントの流れ
入口(紹介、街で見つける)
インテーク
目標設定
↓全員の了解
実施
モニタリング
リアセスメント
循環構造
終結

循環構造が途切れるのは?
死亡&ケアマネの変更

入口で何をするか
1.ケースの発見
ケースはイギリス英語では「人」のこと。症例のことではない。
だからケースの発見=利用者の発見
2.スクリーニング
うちでみるべきかどうかをふるいにかける
3.インテーク(in take)
ここがプロの専門技術
人から話を聞くのはカンタンなことじゃない。
これができて一人前。
必要なことが網羅されている必要がある
学生にインテークをさせると1分もたない
「今日はなんで来ましたか?」と聞く。
紹介者から情報を得ているはずなのに!
アセスメントとは、どのチャートを使ってもいいからアセスメントしてということではない
トレーニングをすべき(インテークの)
ニードは問題点の奥に横たわっている。

主訴の聴取
 デザイヤ
 デマンド
 ニード
 最初はデザイヤやデマンドが出る。ご飯がまずい。家族が冷たい。
 徐々にそこからニードのタネが出る
適性(なければ紹介)
 うちでみるべきかどうか。適性がなければ紹介する
契約
次回の約束
 忘れがち
 医師は必ず行う。トレーニングされている。

アセスメント項目
主訴
ADL
心理学的社会的機能
経済的状況
利用者のやる気・価値観(COPM)
 日本老年医学会で東大が出したやる気のインデックスはなかなか良い
対人関係(自己覚知)
 利用者も、ケアマネも。自分を知り相手を知る。
家族近隣友人等の情報
居住状況
利用者自身の説教性
現に利用しているサービス

対人関係について。
ハーバードのアーサークラインマン教授
「イルネスナラティブス(病の語り)」
そこからナラティブベイスドメディスン
語りに耳を傾けるべき
今まではEBM。
検査検査で、証拠が出たら治療するという考え

地域包括ケアステム
厚労省の意図「高齢者が自宅で暮らせるように」

システムというと、パッと浮かぶのはコンピュータやステレオ
デバイスをすぐ考えてしまう。
しかし、クリニックや病院を置くことではない
本当は、人と人との関係=システム。
モノではない!

イギリスのガイドライン(16項目 ノート取りきれず全部掲載できず)
本人の基本情報
本人のニード
本人の自立度
本人の身体的健康状態
本人の心理的健康状態
本人の投薬状態
本人の生活態度、習慣
本人の文化的背景
 中国の人はカニのからを床に捨てるのが礼儀
 魚のホネをププとはくのが習慣
 いやだではなく、寛容性(トレランス)を広げる
 日本だって、左手で食器を口に近づけている
 世界ではこれが下品だとおもわれている
本人の生活歴
介護者のニード
本人に対する地域での支援状況

今、中国で介護保険の準備に入っている
アドバイスを求めてくる
「どちらのお風呂が良いですか」どのマシン?
あなたたちの家にお風呂ありますか?ときくと「ない」
湯船につかるのは日本の文化
シャワーしか習慣がないところでおふろをつくるいみはない

インテークのとき
・ミラーニューロン ハーバードの研究によると第一印象は0.1秒で決まる
 清潔なみなりがとても大事
・自己決定重視
 「こんなサービスがありますよ」と例示しても良い
 ただ「さぁ、どうしますか」と言えるかどうか

諏訪中央病院の小児科
全部説明してくれる

アセスメントがちゃんとできたらプランにつながる
・面接の基本をおさえていますか?
 焦点化質問、選択型質問、促進型質問、共感の示し方

ケース
85歳夫(介護者)、83歳妻(要介護2)
・アパートの3階に居住(エレベーターなし)
・介護に疲れた夫からケアマネに「相談したい」という話があった

これを見てサービスを思い浮かべてしまった人は、やりなおし!
問題点にケアプランを押し付けているのではないか。

夫は何に疲れたのでしょうか?
そこからきいていきたい。

問題点は原因1~Nに分解できる。原因1は、その原因A~に分解できる。
これ以上分解できないところまで

予防はいくらでもできる
75歳にあつまってもらって、週に2回予防デイを実施
5月、9月、12月に3階測定。HDSRなど向上
なお、2回の測定が多いが2回ではなく3回はかるべき
ろうそくが燃え尽きる前に明るくなるように、一瞬よくなる人もいるから

デンマークは世界1幸せな国
日本は今53位
制度をみると、日本はデンマークを目指しているのでは、と見えてくる
デンマークは寝たきりゼロ
本当にいない
なぜいない?役所に聞いた
「幼稚園に行けばわかるよ」
子どものうんち。1歳でも、自分で自分のおむつをとり、保育者に「ん」と渡してくる
ズボンをぬごうとするこども
見守る人は徹底的に見守る
手を出さないように保育者はタオルを持つ
もし自主性を奪ったらその保育者はくび
介護施設で職員はカベにてをつけてみまもっている
「日本がデンマークに追いつくには70年」
カチンときたけどそのとおり
コペンハーゲン州立病院
脳卒中の人を含めて平均在院日数4.8日
救命がおわったら家でリハビリ
PTOTが家でリハビリするから家に合ったリハビリになる
それをデザインするのがコンタクトパーソン(ケアマネ)

アセスメントとプランは画用紙一枚と鉛筆一本で十分
「論理樹を頭の中に早そう」竹内教授

★利用者のニードにプランをミートさせる
★CMの仕事はプランをつくることではない。地域包括ケアシステムをつくること
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