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ほんとうに、施設は自宅に勝てないのか

老人ホーム、サービス付き高齢者住宅、グループホーム・・・などなど。
自宅で暮らすことが難しくなったお年寄りが自宅を離れて暮らすことがある。

施設職員は、高齢者本人が幸せに暮らすことを願い、介護をする。
けれど、心の底でズシッとした敗北感をおぼえていることがある。

それは何か。
「ほんとうは、自宅で暮らしたいはずだよね・・・」。

たしかに施設に入ったお年寄りが
「帰りたい」
「本当はここにいるはずじゃなかった」
と言うことはある。

しかし、仮に自宅に帰れたとしてそこは本当に本人が幸せになれる場所なのだろうか。
もしかしたら、気持ちが詰まって暴力がちな家族がいるかもしれない。
手は出なくても言葉がキツいかもしれない。

では独居だったら?
独りの寂しさが沁みているかもしれない。
誰とも話さないまま一日すごしているかもしれない。

ほんとうに、施設は自宅に勝てないのか。
今日、ファシリテーターの報告で次のようなものがあった。

以前、交互唱を行った時あまりうまくいかなかったのですが、
皆様がだいぶ慣れたかなと思い、再チャレンジしてみました。
結果は、、、やはりあまりうまくいきませんでした。

私はやはり無理なのかなと少し心が折れてしまったのですが、
職員様がどうしたら出来るようになるか、たくさん提案をしてくださいました。
それは職員様が皆様が出来るということを信じているからだと感じ、
すぐ諦めようとした自分が恥ずかしくなりました。

まず目標を決めれば、そこに到達するまでに
あとはいろいろ試すだけだなと職員様から大切なことを教えていただきました!
頑張ろう!

入居者にとって、この職員との出会いは人生の無駄だったのだろうか。
私は、そうは思わない。
「自分を信じてくれる」あたたかな気持ちをもつ人との出会いは、必ず心を豊かにする。

施設と自宅は、きっと、比べるものではない。
どちらも、人生を幸せにしうるし、不幸にもしうる。

大切なのは、本人が、家族が、職員が、経営者が、
覚悟を決めてどうはたらきかけていくかではないだろうか。

もし目の前の入居者が、今の環境を信じてくれなかったら。
信じてもらえるように手を尽くす。
職場のチームが信じられなくなったら。
信じられるように手を尽くす。

きっと、とてもくるしいことだ。
だけどそれが、私たちが選んだ道なのではなかろうか。
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