【リリムジカ】第二回ワークショップのご報告

081018-test05  081018-test07

先週土曜日の午後、リリムジカにて、自分の現在と理想を20種類以上の
楽器を使って表現するワークショップ
を実施しました。

実施は13時〜16時の回と16時〜19時の回の、合計2回。

ワークショップの手順は以下のとおり。

1.まず自分の現状を振り返って3つのキーワードを抽出する。
2.そのキーワードをもとに、自分の現状を楽器を自由に使って表現する。
3.参加者同士でお互いにコメントをし合う。
4.自分の理想についても上記1〜3を行う。

今回のワークショップでは、合計21種類の楽器を使いました。

実施からほぼ一週間たって、考察が進んだので、
今日はそのレポートをお送りします。


「開かれた空間が開かれた関係をつくりだす」


1回目のワークショップに集まったのは、
学生2名、社会人2名。

先週のテストでは、オフィスの会議室を使いましたが、
この回はオフィス近くの公園で、ワークを行いました。

なぜ公園かと言うと、参加者にリラックスした環境を提供すれば、
表現がよりスムーズになるのではないかと考えたからです。

「豊かな緑に囲まれた公園ならば、日常から離れることができ、
物事をより考えやすくなる」という仮説です。

参加者には、まずオフィスに集まっていただき、
そこから公園に移動して、ワークを実施しました。


さて、「表現をよりスムーズにしたい」というねらいはどうだったか。

これは、おおむね成功しました。

というのも、会議室での実施時に比べて多彩な表現が生まれ、他者の表現に対するコメントも
参加者それぞれが自分の言葉で語れていたように感じられたからです。

実際、下記の写真のように様々な表現が
参加者の手によって引き出されました。

081018-test01.jpg

↑地面に並んでいるのは、タマゴ形のマラカス。自分の理想を楽器を並べて表現しました。


081018-test02

↑表現をしているのは黒いベストを着た女性。自分の理想を
 「みんなに楽器を渡す」という表現に込めました。


このように表現がスムーズになった最大の原因としては
「空間が開放されていたこと」が挙げられます。

空間が広がっていたからこそ、表現者は歩いてみたり、ものを並べてみたり、
自由な発想を表現に込めることができたと考えられます。

また、表現の自由度が高まった結果、初対面の
参加者同士の関係も深まったようでした。

実際、終了後に頂戴したコメントには、そのような記述が
書かれています。


↓下記は1回目のワークショップに参加してくださった方の声。(原文そのまま)

 ・他の方の考えや思いが分かる、見える点が面白いな〜と思いました(23歳 学生)

 ・無意識的な部分が共有できたということもあってか、初対面の彼女ら
  といきなり深く仲良くなれたような感じもしました。(24歳 学生)


また、1回目のワークショップに参加してくださった
入谷さんが自身のブログにてこのようなレビューを書いてくださりました。

「他の参加者の表現からインスピレーションを得て、表現の幅が
 ぐんと広がったり、お互い感じたことを共有する中で、
 意図しなかった解釈に気がついて、心の奥にあるものが
 無意識に表現にしみ出ていることにはっとしたりします。」


このようにして、1回目のワークショップは概ね満足のいくものとなりました。



「密閉された空間においては、心も閉ざされる?」


さて2回目のワークショップは、1回目と打って変わって
リリムジカがいつも使っているオフィスで行いました。

参加者は学生3名、社会人3名。

わたしたちのオフィスは、だいたい6名が入ると
ほぼ満員になる広さです。

なので、参加者6名に加えてさらにスタッフ3名が入ると、
かなり密度の高い空間になります。

081018-test03


2回目の会場をオフィスにした意図は、密度が高い空間で人はより親密になり、
自己開示がしやくなるではないか、という仮説があったからです。

この仮説は、以前見た映画のことを思い出して、立てました。

その映画では、エレベーターに閉じ込められた人が、時間を追う毎に
親密になり、一人ひとりが自分自身の内面を話していました。


密閉された空間で、参加者がどのような人間関係をつくり
どのような表現を行ういくのか。

そのことに期待をしながら、ワークを行いました。


しかし実際にワークを行ってみると、この仮説は覆されました。
参加者同士の親密さは、意図したほど高まらなかったのです。

このことは、2回目に参加してくださった方の声に、1回目と異なり
親密さの向上を表す表現がみられなかったことに現れています。

このように親密さが高まらなかった最大の理由は、
やはり空間が“密”過ぎたことが挙げられます。

人数に対して明らかに空間が狭かったことにより、
下記のような問題が生まれました。

・表現する際のスペースに制限があった。
・たくさんの楽器を持って移動するのが困難で
 それがストレスになった。
・席の配置が円形でなく映画館形になり、
 表現をする方に心理的なプレッシャーがかかった

081018-test04


結果的に、参加者の集中力を十分に高められる
空間づくりができなかったと言えます。

この意味で2回目のワークは、大まかに言えば失敗でした。

この反省を活かして、次回は今回以上に「自己開示を
促進する空間づくり」に努めたいと思います。


まとめ


今回のテストでは、あらためて、表現するということが
人の成長や気づきに作用することがわかりました。

一方で、閉ざされた空間よりは広い空間のほうが、
自己開示を促進する、ということもわかりました。

ご参加くださったみなさま、本当にありがとうございました!

弊社では今後も継続してワークショップを
行おうと考えております。

どうぞ、お楽しみに!

 081018-test08  081018-test06
コメント

挑戦

なかなか興味深い「挑戦」をされてますね。
どんどん失敗して(!)、よりいいものを提供できるように、頑張ってください。
(・・・私も公園でやってみたかったです・・・)
コメントの投稿(管理者の承認の後、反映されます)
管理者にだけ表示を許可する